審判はヘディングのときこんなとこを見ている、審判目線のファール見極めとは
ファールを取られてからやるべきこと
『なんで今のがファールなんだよ』『ファールは相手だろ』なんて思ったことがあると思います。
僕も何度もあります。
悔しいですよね。
僕のファールが原因で格下のチームに勝ちきれなかったことや負けてしまったこともありました。
でもその時に審判に対して暴言を吐いてはいけません。
そういう気持ちは伝染し、必ず悪い結果を引き起こします。
ファールを取られたり、危険だったと思ったら素直に謝り、気持ちよくプレーしましょう。
今後あなたが悔しい思いをしないために審判が見ているポイントを確認していきましょう。
これだけおさえれば大丈夫
審判が見ている3つのポイントとは
ポイント1 手を使う
飛んでいる相手を押すとバランスを崩してしまうというのは簡単に想像できると思います。
飛ぼうとした瞬間に押すのも危険です。
当たり前のことなのですが、意外に多く見られます。
空中でバランスを崩し、着地に失敗すると、骨折するということもあり得るので絶対にやってはいけません。
ポイント2 体で弾き飛ばす
ジャンピングアットと言われるファールです。
ヘディングは肩と肩でぶつかりあえば、過剰ではない限りファールはとられません。
しかし、肩ではなく飛びかかるような形でヘディングにいくとファールを取られます。
このファールはイエローカードを出される上、フリーキックを与えてしまうので勝つためにもやめましょう。
ポイント3 着地点
ヘディングの後にどちらの選手も倒れてしまった場合、下にいてもファールという可能性があります。
とても微妙な判定になるのですが、審判が見ているのは“ボールの落下地点をどちらが先におさえたか”です。
例えば、あなたがジャンピングヘッドをする直前で、すでに飛んでいるにもかかわらず、相手が無理やり競ってきたら危ないと思いませんか。
その場合、倒れこむと相手はファールを取られます。
難しいですが、ヘディングの時はボールの落下地点を先におさえればファールを取られないということです。
以上の3つのポイントをおさえ、相手からもいいやつだと思われるくらいのフェアプレーをしましょう。
その相手が将来チームメイトになることも充分にあり得ます。
相手がどうであろうと自分を貫き通せる選手になってください。