土壇場で1点を取るために捨てるべきもの
ダイビングヘッドで得られるもの
ダイビングヘッドで得点したとき、得られるものはなんだと思いますか。
たった1点でしょうか。
違います、
あなたが体を張ってとった1点には、
味方を鼓舞する力、観客の感動、1点を守りきるメンタル
などたくさんの意義があります。
得点の取り方、時間帯によって様々な効果があるのです。
その中でもダイビングヘッドはすごい効果を発揮します。
自分の身を投げ出しているわけですからね。
チームメイトも『やってやる』と思うはずです。
ではなぜやる人が少ないのか
ダイビングヘッドはこわいと思っているあなた。
気持ちは痛いほどわかります。
こわいです。
身を投げて、地面に落とすわけですから。
相手に蹴られるかもしれませんし…
でも少し想像してみてください。
全国大会決勝、0−0、残り時間1分
ゴール前に絶妙なボールが蹴り込まれました。
ダイビングヘッドでなければ届かない。
あなたならどうしますか。
僕は間違いなく飛びます。
決めて、ヒーローになります。
チームメイトと声が枯れるまで喜ぶと思います。
学校でモテモテになるはずです。
男からも女からも気になるあの子からも、尊敬の眼差しや黄色い声援が飛んでくることでしょう。
一生忘れられない思い出になること間違いなしです。
ここまで聞くと飛ばないわけにはいきませんよね。
ダイビングヘッドするために捨てるべきもの
ダイビングヘッドしたくてもこわいですよね。
そのこわい感情を捨てていきましょう。
まずあなたは何がこわいですか。
怪我ですか。
擦り傷程度なのですぐに治ります。
服が汚れることですか。
最近の洗濯機はすごいです。
汚れを気にする親ですか。
『これくらい本気なんだ』と言ってやりましょう。
僕がどんなものよりこわいのは
少しの恐怖で、一瞬の迷いでチームが勝てないことです。
こればっかりは後から解決できるものではありません。
そのときに似た状況はあっても、2度同じことは起こらないのです。
さっきの話のようにヒーローになる人もいれば、
『あいつがダイビングヘッドしていれば』なんて言われる人もいるかもしれません。
少しの行動の差でこれだけ待遇に差が出てしまうのです。
こわいですね。
一瞬の恐怖を捨てて、一生の後悔から逃れましょう。